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![]() 醒井養鱒場(さめがいようそんじょう)から宗谷川沿いに紅葉の林道を走り、廃村の榑ガ畑(くれがばた)の広場に車を停める。 名古屋ナンバーの先客1台あり。 登山道入口には指導標があるので分かりやすい。 7時50分、身支度をして出発をする。 |
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![]() 涸れ谷に沿って歩いていくと、左に小屋が見えてくる。大阪府立今宮工高山岳部「山の家」とある。 その隣には榑ガ畑小屋の「カナヤ」が建っていて、渓流の水で冷やしたビールやジュース、オロナミンCドリンクなどを無人販売していた。心ない登山者がお金を入れずにビールだけ持っていかないかとつい余計な心配をしてしまう(~~; |
![]() 小屋前からすぐに山腹に取り付き、ジグザグに登り返すと直に汗ふき峠に着く。 ここで、多賀町から大洞谷を登ってくる道と合流する。 分岐を左にとり、大洞谷の渓流音に耳をすませながら潅木帯の道をゆるやかに登っていく。時折、迂回路がつけられているがいずれも先で合流する。 |
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![]() 三合目を過ぎ、見晴らし台に到着すると目の前には琵琶湖が広がり、彦根や長浜の街並みが広がる。 ここで琵琶湖の写真を何枚も撮ったが、この先のお猿石からの眺めの方が数倍素晴らしかった。 見晴台からは、新しく作られた迂回路をとり、岩場の急登をこなすと25分程でお猿石に着く。ここでまた眺望休憩。 |
![]() お猿石からは下刈りされた笹原のなだらかな登りをゆくと琵琶湖の形をしたお虎ガ池につく。 水草が茂り、氷がはっている。どれくらいの厚さだろう?とついストックで突付いてみる。 神聖な池なのにごめんなさいm(__)m 池からは一旦下って、また笹原を登り返していくと急に視界が開け、伊吹山や真っ白な白山が左手に見えてくる。 |
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![]() 石灰岩混じりの道を一登りしたら北霊仙山(経塚山)に到着。 真北に対峙する伊吹山を起点に、左右にズラーっと冠雪の主役級の山並みが広がっている! 雪のない伊吹山に精彩はなく、ボタ山に見えてしまうのが情けない(;o;)白銀の伊吹山こそ、カメラに収めたかった姿なのに。 |
![]() 北霊仙から南西に広がるなだらかな山が霊仙山である。 山頂部までつけられた笹原のトレースを忠実に進んでいくと、きょう初めての登山者とすれ違う。 先着の名古屋ナンバーの方だろう。 粘土質のぐちゃぐちゃの滑りやすい道を登りつめると2等三角点のある霊仙山に到着。 |
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![]() 誰もいない山頂。 グルッと見渡す限り、紺碧の空。 白山、北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプス、鈴鹿山脈、そしてキラキラと光輝く琵琶湖の湖面。 何も言うことはない・・・ 琵琶湖に向かって席を確保し、ゆったりとした気分でお昼をいただく。 一時間ほどのんびり山頂部の散策を楽しんだら、下りも牛歩で登山口まで戻る。 最高点のある東隣のコブは未確認のまま。 下山中、次から次へと登ってくる登山者と挨拶。駐車場は車で溢れかえっていた。 |
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(談) ポイントからポイントで次々と現れる眺望のプレゼントに、次の玉手箱の中身は何か?と想像しながら歩く楽しい山行となりました。宗教色の強い、それでいて全く嫌味のない秀山でした。「また訪れたい山」のリスト入りです(^-^)/ |
コース紹介MAP | |
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乗鞍岳をはじめとする北アルプスの山並み、右の端っこは御嶽山 | |
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鈴鹿の山並(中央が御池岳、その左が藤原岳) | 養老山脈 |
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伊吹山と右手に白山 | 琵琶湖 |
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霊仙寺(りょうぜんじ) |
霊仙の山頂付近を経塚(きょうづか)と呼び、古代の霊仙寺跡であると伝えられている。 霊仙山は白凰九年(681年)小角が修法所を構え開山。 霊仙寺は、奈良興福寺の末寺として、養老元年(717年)泰澄の開基により毘盧舎那如来(大日如来)を本尊とし、 修験の行者の聖地として栄えたという。 山頂の「霊仙三蔵 顕彰の会」より一部抜粋 |
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<参考コースタイム>
<注意点>
岐阜市からはR21号線を米原方面へ。醒井駅の交差点を左折し、すぐその先の四叉路を右折し醒井養鱒場へ向かう。醒井養鱒場バス停から左に分岐する林道(榑ガ畑)を宗谷川沿いに走れば、榑ガ畑(廃村)登山口に着く。駐車スペースは10台位だが、道沿いに縦列駐車をすることも可能。 <お立ち寄りスポット> ![]() ニジマスの採卵、受精の様子を見学したり、入場料50円でサオとエサも借りられます。釣った魚は全て買い取り(1200円/K)。鱒料理の店あり。 入場料金:大人300円、子供120円(年中無休) 駐車場:400円 |
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