登山日記
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■白尾山(1612m) 平成14年3月17日(日) 快晴

白尾山といえば、「しらおスキー場」でその名は知られるが、
白尾山に登る人は、一年を通しても少ないと聞く。
が、登ってみるとこれがなかなかの山なのだ!

コース
今回のコースは、Dリフトの終点から始まる・・・

尾根歩き
しらおスキー場のリフト(BとD)を乗り継ぎ、
リフトを降りたらすぐ右手の支尾根に取り付き、
雑木林の中を掻き分けながら主尾根を目指す。


白尾山
支尾根を1時間も歩くと夏道の登山道と合流
する。(Fリフトの終点でもある)

木の間から中央に映っているのが白尾山。


標高1200m付近からブナ林が現れるが、
ブナの木に寄生して栄養を吸い上げ、
自らも成長していく寄生木を見つける。
ここにも「おんぶにだっこ」の構造がある。

ブナの木に釘で打ち付けられたトタンの標札
が木の成長で幹の中にめり込んでしまった様子。
各営林署(局)の方に!
釘で打ち付けるのはやめて欲しい!
標札をかけるだけなら、他にも方法はありますよ〜〜!!

 

尾根歩き
西に形のよい毘沙門岳や大日が岳、南に
母袋烏帽子を眺めながら、陽春の日差し
の中を登りつめていく。

尾根歩き
3つほどのコブをアップダウンして、白樺林を
抜けた頃白尾山が間近に見えてきた
(^-^V
白尾山
最後の急登を頑張れば白尾山頂!
三角点の標石は雪の下なので、
小枝で印を作り、喜びのポーズ!


白尾山
これが、白尾山全景
(Fリフト降り場から撮影)



尻セード
山頂からは、目の前に鷲が岳が聳える。
尾根伝いにいけば、2時間ほどであろうか。
また、白山、荒島岳、御嶽山など360度遮るものはない。

賑やかな昼食をすませ、帰りは尻セードで正規の登山道を下山する。


ワンポイントアドバイス

<参考コースタイム>

◆白尾山
スタート:8時20分
駐車場帰着:14時20分

リフトDの終点(60分)リフトFの終点/正規の登山道に合流(2時間)白尾山頂(1時間45分)リフト乗り場

歩行時間 4時間45分
行程時間 6時間

◆登山形式:周回登山

<見所>

主尾根から周りの山々が目に飛び込んでくるので、歩いていても苦しさをわすれてしまう。山頂からは鷲が岳、烏帽子岳が目の前に聳え、遠くは白山、御嶽山が望める。

<注意点>

夏は藪山で、登山道はあるが笹道を掻き分けていくのも一苦労とか・・・雪のあるうちに登る方が賢明である。

<アプローチ>

岐阜市からは、東海北陸道を利用し白鳥ICで下りる。標識に従い「しらおスキー場」まで。


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