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■池田山(924m) 平成14年1月20日(日)晴れ | |
コース紹介MAP |
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![]() 大野町の根尾川堤防から巨大な山塊・池田山を仰ぐ |
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![]() 池田山の登山口である霞間ケ渓(かまがたに)は、その昔、釜ヶ谷とも鎌ケ谷とも呼ばれ、江戸末期に今の霞間ケ渓になった。 今日では「霞間ケ渓の桜」といえば、山桜、ヨシノ、シダレなどその種類70種以上にも及び、国の名勝天然記念物にも指定されている。 桜の満開の時期ともなれば、さぞかし人の賑わいも凄かろうと思われる。 その桜の木の間をぬうように、登山道はまっすぐ上に伸びている。 |
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![]() 登山道は東海自然歩道にもなっているので、よく整備されている。途中、疲れた頃に休憩ベンチが置かれてあって一休みするのにちょうどよい。 しばらくは、雑木林の登山道をひたすら登っていくと、標高600m辺りから雪道に変わり、1時間程で下から走っている舗装道路に出くわす。 少々興ざめだが、雪が深いのでチェーンを装着していなければここまで上がってこれない。 したがって、一台も車をみることなく、車道を歩くことができる。 このポイントに、東屋とトイレも設置してあるので、用をたすと良い。 車道歩きから、また登山道に戻り30分ほどで焼石神社に到着! ここで一息入れる。 |
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![]() 焼石神社から5分ほど車道を登ったところに池田の森公園がある。 パラグライダーのスタート基地もあり、何人かがパラセーリングを楽しんでいた。 ここからは池田町、揖斐川町、大垣市が一望でき、文句なしの展望である。 しばらく眺望を楽しんでから、池田の森公園の中を通って、稜線に出る。 冬の間は車が乗り入れられない為か、子供のいないブランコや遊具が淋しく見える。 足元の雪も、次第に深くなってくる。 稜線上まで出てしまうと、北方面に奥美濃の山々がきれいに見えてきた。 |
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![]() 稜線から一度車道に交わり、それを横切ってまた登山道に入る。しばらく歩いていくと、東屋とトイレが設置してあるポイントに出た。 ここからまた車道と平行して歩くことになる。 一山越えて鉄塔をくぐると、茶店らしい「森の駅」に着く。ベンチも数席置いてある。 春から秋にかけて、茶店で飲み物やみやげ物を販売しているのだろう。 今はひっそりと静まり返っている。 この森の駅は「伊吹山の好展望地」にもなっており、白銀の伊吹山を間近に眺めることができる。 ここで引き返しても惜しくないほどのまさに絶景かな、絶景かな・・・である!! |
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![]() 森の駅からは、車道を渡って山頂への最後の登りが始まる。 稜線上から左手に、伊吹山の姿を目で追いながら、ゆっくり一歩一歩雪を踏みしめて歩く。 所々つぼ足になっている地点があり、はまると足を抜くのに一苦労する。 森の駅から30分程で池田山山頂。 ガイドブックにも掲載されていないりっぱな展望台ができていた。休憩のベンチにもまだシートがかけられてあったので、昨年の秋に設置されたばかりなのかも・・・ |
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![]() 人っ子ひとりいない、静かな山登り。 どか〜んと舟を伏せたような巨大な山容の池田山。 養老山にも劣らぬボリュームと高度である。 山頂から眺める「銀嶺の伊吹山」・・・何も言うことはない! |
![]() 池田山の展望台から伊吹山系を撮る |
ワンポイントアドバイス |
<参考コースタイム> ◆池田山 <アプローチ> |
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