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■冠山(1257m) 平成13年11月25日(日)晴れ | |
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![]() 岐阜県と福井県の県境にある「冠山」はずっと気になっていた山である。 以前名古屋TVのドン・キホーテで紹介された折に、いつか登ってみよう!とひそかに狙いをつけていた。岐阜市からは、R303を抜けて藤橋村に向かう。 紅葉で美しく秋化粧した揖斐川渓谷(R417)を軽快に走っていくと、次第に道は対向車線から一車線の広域林道に変わる。 二股から分かれて冠山林道をぐんぐん登っていくと福井県境の冠山峠(登山口)に到着! 駐車場は整備されており、トイレも完備してある。 |
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![]() 冠山峠と刻んだ石標の奥には、烏帽子の風体をした冠山がで~んと構えている。 眺めているだけで気持ちが昂揚してくる。 峠からはしばらく遊歩道のような登山道を歩いていくが、尾根道に差し掛かるとなだらかな小ピークのアップダウンが続く。 時々、冠山の特異な山容が顔を見せる。 尾根道は朝方の霜が溶け出したせいもあり、ぬかるんで滑りやすくなっている。 張り出した根っこにも要注意だ。 |
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![]() 冠山直下に取り付いて少し下ったところが冠平である。 数組のパーティが昼食を取っていた。 冠平から若丸山まで進んでみたが、あまりにも笹藪が深かった(背丈ほどある)ので途中で引き返し、冠山頂上を踏む前に冠平でお昼を取ることにした。 このササ原は周りに風を遮るものがないため、ガスをつけていても肌寒く、早めにお店をたたんで山頂に向かう。 冠平から少し冠山の取り付き地点まで戻り、ザックをおろして身軽に登頂する。 |
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![]() ロープのある一枚岩を慎重によじ登ると、今度は岩場を三点支持で這い上がり草付きの登山道に出るともう頂上だ。 山頂は狭いが、時節柄か左程の賑わいもなく、のんびり眺望が楽しめた。 眼前には小津権現山、能郷白山が聳え立ち、霞みの向こうには荒島岳のすらりとした山容が眺められる。 冠平よりむしろ暖く、福井県からいらした仲の良いご夫婦と山名のあてっこにしばし話が弾む。帰りは往路を戻る。 |
ワンポイントアドバイス |
<参考コースタイム> ◆冠山 <アプローチ> |
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