登山日記
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■養老山(859m) 平成13年3月20日(火) 晴れ

  笹が原峠【写真】 分岐の笹が原峠

養老公園の滝の上駐車場に車を置いて9時半スタート。
すでに気温は18度はあろうか?五月晴れならぬお彼岸晴れである。
駐車場には登山者が次から次へとなだれ込んでくる。
ここで登山届を出して、すこし戻ったところの林道から登山口を目指す。
往きは三方山〜小倉山〜養老山のコースをとることにし、
林道から少し下った所から登り始める。
丸木でこしらえた階段状の登山道を登っていくうちに暑くてたまらなくなり、
長袖シャツ1枚になる。
30分も登るとベンチのある休憩所に出るのでここで喉を潤し、すぐさま三方山へ向かう。
尾根づたいに20分も歩くと左手に三方山まで2分の案内板が表われる。
が、頂上は視界がきかず、写真1枚だけ撮ってそそくさと小倉山へ!
ここから笹が原峠まではすぐ。
ちょうど女性だけのパーティーがベンチで休んでいたのでモデルになってもらう(^.^)

 

養老山山頂【写真】 薮林の養老山頂上

笹が原でも休憩は取らず、小倉山へ向かう。
ガイドブックで紹介されていた通り、小倉山の頂上は眺望もすばらしく、この山への登頂でendにしても良いほどである。
ベンチテーブルの作りもなかなかのもので、あずまやも拵えてある。
ただ、せっかくのお彼岸晴れも下界は春霞でぼ〜っとしてよく見えないのが残念であった。
小倉山を終点にしている登山者も多いが、今日の目的は養老山登頂なので、ここでも写真だけ撮って養老山に向かう。
一旦コブを降りてなだらかな稜線上を歩くのかと思ったらまた下り&登りを3回繰り返してやっと養老山に着く。
が、養老山脈の雄ともいうべき養老山山頂は薮林でまったく視界がきかず、
しかも、上石津から林道がきているのには興醒めである(>_<)
山頂についた途端くしゃみ連発、またしても鼻水との格闘になってしまった。
一等三角点を撮って早々に立ち去る。


小倉山【写真小倉山で写生をする登山者

戻りは小倉山でゆっくりランチを取り、抽出コーヒーで疲れも吹き飛ぶ。
ベンチテーブルも東屋も登山者でいっぱい!
こんな陽気の祝日は、どこの山もさぞかし人出で花盛りだろう。
小倉山からの下りは、牧場跡のアセビ平のコースをとって、雅やかなうぐいすの声を聞きながら登山口まで戻る。



霞立つ
 野の上の方に行きしかば
うぐいす鳴きつ
 春になるらし



養老の滝【写真】不老長寿の水〜養老の滝

養老公園内には、孝行心によって湧水が酒になったという伝説の泉がある。
孝行心のない者は御代を払っておでんとお酒で一日を〆括る(^.^ゞ

コース紹介マップ

ワンポイントアドバイス

<参考コースタイム>

登山口(50分)三方山(10分)笹が原峠(15分)小倉山(15分)養老山(15分)小倉山(35分)あせび平(60分)登山口

登り 1時間30分
下り 1時間50分

◆登山形式:周回登山

コース紹介マップ

<見所>

小倉山の眼下には濃尾平野、木曽三川の流れがゆったりと見え、北西には養老山系最高峰の「笙ガ岳」、その真後ろには伊吹山が顔を出す。

<注意点>

滝の上駐車場は30台くらい駐車できる。料金/普通乗用車1000円。
養老公園の周辺には、こどもの国、養老天命反転地、パークゴルフ場、楽市楽座などがあり、桜や紅葉の季節には周辺一帯が渋滞になるので要注意!

<アプローチ>

マイカー利用が便利。大垣インターからR258を南下して約20分。
近鉄養老線の養老駅からは近鉄バスで5分。


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