登山日記
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■愛宕山(269m)〜八木山(296m)縦走 平成13年2月3日(土) 快晴

 

眼下のおがせ池【写真】 眼下のおがせ池

今年になって初めての冬山登山。
身体も鈍っていることと思い、比較的楽で且つ景観の良い愛宕山から双子山、八木山の三山を縦走するお手軽コースを選ぶ。
一周回っても1時間40分とガイドブックには紹介されている。各務原市のおがせ池を目印に行くと分かり易い。
八木山小学校の裏手にある配水タンクの駐車場に車をとめ、すその道を歩いて冒険の森をやり過ごし、いこいの広場まで約10分。広場からは本格的な登山道となり急登がつづく。息もきれかかるころ、岩尾根にでる。ここからの眺めがまたすばらしい!
眼下に見えるおがせ池からの涼風が汗をやさしく拭いてくれる。岩場では寒くなければ小休止したいところ。そこから愛宕山頂上まではあともうちょっと。
山頂では女性グループがランチの真っ最中で、記念撮影だけして、そそくさと双子山へ。

 

愛宕山の三等三角点【写真】愛宕山の三等三角点

愛宕山から双子山までは稜線歩きになる。
20分も歩くと双子山頂上の札が木につり下げてある。「えっ?どこが山頂?」という具合の山頂である。
この辺りはどんぐりがいっぱい落ちていて「どんぐり山」と呼んでもおかしくないくらいだ。それにしても、道中たくさんの登山者と出会う。この山の人気度がわかるというものだ。軽く会釈するのがなんだか小気味よい。
気分良く、八木山に向かう。双子山からの鞍部から尾根通しに進むと祠のある大岩に出る。軽く手を合わせて、いよいよ八木山山頂へ!
この辺りから岩場の連続になる。八木山山頂に近づいてくると、何やら景観に不釣合いな日の丸が目に飛び込んでくる。「何なんだろう?」といぶかしく思いながら、到着である。
山頂には、仰々しく「御嶽大権現様」が奉ってある。
八木山頂上からは各務原市内はもちろんのこと、木曽川、犬山城、小牧城、金華山まで見渡せる。

八木山山頂から各務原市内を眺める【写真】八木山山頂から各務原市内を眺める

久しぶりに山頂で熱いコーヒーを飲み、幸せなひと時を過ごす。風もなく、日差しもやわらかい。しばらく山頂からの見晴らしを楽しむ。
下りは赤松林の中を配水タンク施設まで一気に下る。

この八木山三山は、低山だが低山らしからぬ眺望が望め、1時間半の縦走としては、おおいに満足できるコースである。 


ワンポイントアドバイス

<参考コースタイム>

配水施設の駐車場(10分)いこいの広場(25分)愛宕山(20分)双子山(20分)八木山(15分)駐車場

八木山三山一周 1時間30分

◆登山形式:周回登山

<見所>

愛宕山へ登る途中の大岩場から、眼下のおがせ池を眺めると爽快である。たかだか300mに満たない低山であるが、それを感じさせないスケールがある。八木山からの眺望も捨てがたい。

<注意点>

特に注意するような危険な箇所はない。

<アプローチ>

マイカーがおすすめ!国道21号線を利用し、おがせ池を目印に来ると分かり易い。八木山小学校のすぐ北にある配水タンク施設の裏手に登山口がある。


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