登山日記
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■百々ケ峰(417.9m) 平成12年12月29日(金) 晴れ

 

百々ケ峰の池【写真】 初冬の松尾池と岩舟荘。カモや白鳥が飛来してくる池として有名

百々ケ峰といえば、岐阜市の最高峰だが、あまりにも近いため普段から意識もしない山である。長良川をはさんで「南に金華山、北に百々ケ峰あり」と岐阜市民の憩いの場にもなっている。
雄総から土手川沿いに岩舟荘をめざして林道を車で北上すると、やがて松尾池に出る。
ここは人工池だが冬はカモや白鳥が何羽も飛来して撮影の名所にもなっている。
池のほとりに車をおき岩舟荘の前の登山口まで林道を歩いていく。登山口からちょっと入ったところにきれいなトイレが建っているので、ここで用を済ませておこう。
沢沿いに進んでいくとやがて名水百選「萩の滝」に出る。
ここで撮影。あとは登山道をひたすら白山展望地めざして20分ほど歩く。途中の山道沿いにはフユイチゴがいっぱい。思わず手が伸び「これだけあればジャムにでもできそう」などと一人つぶやく

 

 

【写真】百々ケ峰頂上からは長良川、金華山が一望できる。雪の百々ケ峰もまたすばらしい

白山展望台(255m)からは白帽子を被った御岳、乗鞍岳、能郷白山が一望できる。ここからは山道と無粋な車道に分かれるので迷わず登山道をとろう!
よく整備された山道を15分も登るとなにやら頂上らしきところにでる。
ここはまだ東峰(375m)で百々ケ峰頂上はさらにここから10分と書いてある。なんだか騙された気分になる。
急な山道を少し下ると、先程分れた車道にまた合流するが、目の前には別の峰が飛び込んでくる。
こちらの山が百々ケ峰頂上のある峰である。
先日降った雪で車道は凍っており、注意しながら道を横切り、西峰にとりつく。
こちらの登山道も雪が残っており、足元は慎重を要する。先程の東峰から西峰の百々ケ峰頂上まで約10分。三等三角点を踏む。頂上は木々が伐採されていて長良川、金華山が一望できる。


ワンポイントアドバイス

<参考コースタイム>

登山口(10分)萩の滝(20分)白山展望台(15分)東峰頂上(10分)百々ケ峰頂上
登りの時間 55分
下りの時間 40分

◆登山形式;往復登山(単独)

<見所>

バードウォッチングしながら松尾池を一周するのも楽しい。11〜3月頃までは林道沿いのフユイチゴが目を楽しませてくれる。春〜夏にかけてはきんぽうげの群生で辺り一面が黄色い絨毯になる。

<注意点>

駐車場は松尾池の周辺に一部あるが、林道をもう少し上に登ったところにも4〜5台置けるスペースがある。間違っても岩舟荘の駐車場に無断駐車しないように!

<アプローチ>

マイカー利用で岐阜市内を抜け、長良橋を北に渡りすぐ右折する。鵜飼見物で賑わう旅館街を抜け、長良橋から約2.5Kmの地点で北から流れてくる支流と交わっている堤防の右岸を北上すると林道に入る。


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